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今週はだいぶやられちゃいました★
クレイマーのばかやろぅ★
だめだね、病んじゃうよ。もうこれは忘れるしかないよね!
明日から連休だからリフレッシュしたいっす。心の…心の…。
でも!来週はジャイキリ新刊♪スキップビート新刊♪楽しみ~♪
その前に明日はタブロウゲート新刊を買って癒されます~wwww
でもって結局長編その②が思いのほか進められなかったので掘り出し物をUPです。(スマン…)
獅子の見る夢の一場面。突発すぎて前後関係わかりにくくてすみません;
それとちなみに続きません;(似た展開のあったからね…;)そしてちょっと血表現あり。ぐろっきー★
それでよろしければ、つづきへどうぞw
来週こそは~・・・と思いつつ、拍手ぽちぽちしていただきありがとうございます。励みにがんばります。
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続・獅子の見る夢② ~とある一場面~
「ユーリ…」
組み敷いた下から見上げられる視線。
それはいつもと変わらず強くて綺麗な紫。ただ今日は少し怒りを滲ませている。
「やりたいなら別にいいけどな。後で後悔しても俺は知らないからな」
「…ユーリ。ひどいな、残酷だよ君は」
これ以上視線を合わせられなくて避けるとともに、白い首に顔を埋める。いつも黒い服に包まれている肌は思いのほか白い。
筋に沿って唇を滑らせながら、たまにちゅっと音を立てて吸い付くとハルルの花びらみたいな淡い痕がつく。
それだけで我慢できず舌を滑らせて黒髪に隠れた耳を捜し当てて口にふくんだ。
ぴちゃり、とすぐ傍で聞こえる濡れた音から逃げるようにユーリは顔を背けた。
「いい加減、気づけよ。お前の好きと俺の好きは違うだろう?」
「それでも、それでもだよ。こんなに好きなのに…それならいっそいなくなってしまえばいいんだ」
「おい?フレ、…っつ!」
身体に何かを押し付けるような衝撃があった。
同時に全身の神経がそこに集まるかのように熱くなり重くなっていく。
抱きしめられていたフレンの肩を掴んで引き離す。
フレンの方が今にも倒れそうなくらい青白い顔をしていた。
「…っ…」
「……ゥーリ…」
泣きそうだと思った。小さい頃、叱られてどうしようもなく落ち込んでいたときの顔とそっくりだ。
けれど、その時と違うのは瞳。いつもまっすぐ見つめる澄んだ瞳は深い海の底のように暗い。
一体いつからそんな暗い瞳をするようになったのだろう。腹部から全身に広がる痛みに動きも思考も緩慢になる。
一歩、一歩とよろけるように後退る中でフレンは血に染まった己の手をみて再びユーリを見た。そして犯してしまった自らの罪を知る。
「…ごめ…ん…、ごめ…」
俯いた顔から涙がこぼれたかと思った。痛々しくも儚げな様子にユーリは捕まえようと手を伸ばす。
だが今までのきつかった拘束が嘘のように伸ばした、ユーリの手は空を掴み、、颯爽と翻し走り去ってしまった。
「待てっ、フレン!…痛っーーー…!」
フレンを追いかけようと身体を起こす。
ずきずきと痛みを主張する身体を騙しながらどうにかドアまで辿りつき、廊下へと出る。
「…あの馬鹿…」
たった数メートルの距離なのに息が上がる。
傷を押さえた左手の下、流れ出していく血が足元に不気味な血の模様を床につくる。その血の量に、頭の隅でさすがにこの量はやばいか、と思い始めるとともに身体が傾いでいった。
だが、ユーリの身体が床に付く前に、思わぬ人物がユーリの身体を抱きとめた。
「おい、きさ…ユーリ・ローウェル!?どうしたんだ、この血は!?」
タイミングがいいのか悪いのか。まさかこの人物に助けられるとはは思っていなかった。しかも、いつもの態度とは裏腹に思いの外心配しているようだ。
「い、今すぐ、回復呪文を!」
「…わりぃな」
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